もえたん

2005年01月13日

本当のことを言えば…

原文:

「そもそも、俺は、まあ、なんつか、優仁のことが嫌いじゃなかったわけだし。」

本文より☆

"In the first place, I did not dislike Yuni."
(70頁9行目)

りょうかバージョン♪
"Well, to tell the truth, Yuni was not so bad to be with."


解説:

「まあ、なんつか…」のように煮え切らない言い回しの場合、
"well"などを入れてタメを作りましょう☆

"to tell the truth"は"telling the truth"や"in fact"などとも置き換え可能ですので、お好みでどうぞ♪
「本当のことを言うと」とか「実を言えば」のような意味のフレーズです。
本音をバラす時にぜひ使いましょう☆(笑

"did not dislike"という表現に走る気持ちは分かりますが、ちょっと無理があります。。。
"not so bad"は「そんなに悪くない」という意味です。
この場合の「好きってわけではないけど」的な表現にぴったりだと思います♪

ryorca at 00:01|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2005年01月12日

ここぞとばかりにセミコロン

原文:

「まぁ、それでも、彼女たちといれば勉強もはかどるし、俺にとって有意義な時間になっている。」

本文より☆

"However, my studies make good progress when we study together,
so I guess it's time well spent."

(70頁8行目)

りょうかバージョン♪
"However, my studies make good progress when we study together;
I guess time is well spent."



解説:

これはセミコロンを使ってみるのに良い例文だと思います☆

ではここで、セミコロンとは何かというおさらいを♪
セミコロンは「カンマよりも強いがピリオドよりは弱い」ものです。
…なんだかジャンケンのようですね。(笑

要するに「内容が共通している2つの文を接続詞抜きで結ぶ」のが
セミコロンだと覚えておけば(たぶん)簡単です☆

それから、"so, i guess it's time well spent"で"it"は必要ありません。
当然のことですが、必要ないものは入れないほうがシンプルでスマートです☆

ryorca at 23:39|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

えにふー

原文:

「ともかく、これで俺の受験勉強は完璧に思えた。」

本文より☆

"Thus my plans for studying for the entrance exam seemed perfect."
(69頁12行目)

りょうかバージョン♪
"Anyhow, my study plan for the entrance exam seemed perfect."


解説:

"thus"は論文などに使われる文語的な硬い表現なので、
この場合はふさわしくありません。

"anyhow"は「とにかく」という意味で会話によく使われます☆
(会話をまとめたい時や、切り上げたいときに。)
ちなみにわたしがカナダで大学に行ってた頃、
わたしの周りでは"anyhow"(えにはう)を"anyhoo"(えにふー)と言うのが流行っており、
無意味に連発することに意義がありました。(笑
若者の言葉使いの訳分からなさ加減なんて、どこの国でも同じですね☆

それから、"for"の連発が気になります。。。
同じ単語を繰り返して使うのは、はっきり言ってかっこ悪いです!
なんとか頑張って回避しましょう♪(笑

ryorca at 23:22|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

スリムでスマートに!

原文:

「千歳はこっちを『キッ』と睨んでから教室を出て行った。」

本文より☆

"Chitose looked me sharply, and went out of the classroom."
(69頁1行目)

りょうかバージョン♪
"Chitose gave me a sharp look and left the classroom."


解説:

"looked me"って、、、普通に何か抜けてるねぇ。。。
さて、何でしょう?(笑

"went out of"は"left"に取り替えることができます☆
同じ意味ならば、なるべくシンプルで短い表現を使うようにした方がスマート♪

ryorca at 23:06|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2005年01月09日

一人で爆発することができません

原文:

「ええと、べつこうどう、きんし、と」


本文より☆
"Let's see, 'Touya can't go off on his own...'"
(54頁3行目)

りょうかバージョン♪
"Let's see, 'Touya isn't allowed to go on his own...'"


解説:

英訳が原文とちょっと違いますね。。。
ここでは「ええと、透弥は一人で行動してはいけない、と…」という英文を作ることにしましょう☆

"go off"には「行われる、発射される、爆発する、立ち去る」などの意味があります。
「立ち去る」の意味のつもりなのでしょうが、それでも不自然です。

「透弥は一人で立ち去ることができない」のではなく、
千歳に「一人で行動することを禁じられている」のです。
"can't"ではなく"isn't allowed to"が適切でしょう。

下手をすると他の意味に取り違えられる可能性も高いです。
「透弥は一人で爆発することができません。」
…なんのこっちゃ。(笑

ryorca at 00:13|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2005年01月08日

アイデアを持ち続けていました

原文:

「よし、決めた。あんた、明日からは優仁と一緒に図書館きなさい。」

本文より☆
"I've had a good idea! You have to come to the library with Yuni from tomorrow."
(52頁1行目)

りょうかバージョン♪
"I have an idea! You should come to the library with Yuni starting tomorrow."


解説:

いやいや、ここで現在完了形はおかしいでしょう。。。
どうしてもと言うのなら"I've got an idea!"ならばOK☆
「さっき思いついた」という表現になるからです。

アイデアを思いついて、提案しているという状況なのに、
"you have to"だと、すでにアイデアが決定してしまっています。
"you should"の方が自然でしょう。

キャラクターの強引さを表現したいのならば、
"I have an idea"=「いい考えがある」ではなく、
原文にある通り、「決めた」という表現をすれば良いと思います。

"I'm ordering you now! You are coming to the library with Yuni starting tomorrow."
「これからは私の言うとおりにして!明日からは優仁と図書館に来なさい。」
なんてのはいかがでしょう?

"from"は「(過去の)〜から」という意味で、未来を指す場合には使用しません。
このように「明日から」という使い方は避けたいです。

ryorca at 23:51|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

面会の予約

原文:

「あんた、いい加減に遅刻やめなさいよね」

本文より☆
"You should not be late for our appointments any longer, Touya."
(50頁5行目)

りょうかバージョン♪
"You should not be late for our meetings anymore, Touya."


解説:

"appointment"は「予約」という意味(この場合は「面会の予約」)で、
硬い表現なので、この場合はふさわしくありません。

"any longer"は継続した時間に対してです。
集会はその都度開かれ、時間は継続していないので、
この表現はふさわしくありません。

ryorca at 23:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年01月03日

○○しようとしている時にお金を渡される。

原文:

「お店に向かおうとすると、優仁は俺の服を引っ張って、お金を渡そうとした。」


本文より☆
"When I started to go, Yuni pulled my sleeve and tried to give me some money."
(37頁9行目)

りょうかバージョン♪
"As I head toward the shop, Yuni pulled my sleeve and tried to give me some money."


解説:

本文の英訳を再翻訳すると「私が排尿(もしくは排便)しようとしている時、
優仁は私の服を引っ張って、お金を渡そうとした」ともなりえます。(核爆

しかも、おそらくこの方がネイティブにとっては自然な解釈かもしれません。

大変だ!しかもかなり汚いよ。。。
いったいどういうシチュエーションなんだろう〜(笑

ryorca at 22:07|PermalinkComments(9)TrackBack(0)

アイスクリーム屋が悪い

原文:

「これもすべて、図書館の前にアイスクリームショップがあるのが悪いのだ。」

本文より☆
"The problem is that there's an ice cream shop shop right in front of the library."
(37頁7行目)

りょうかバージョン♪
"I would blame the ice cream shop being right in front of the library."


解説:

"is that there's"という表現がものすごく気になる。。。
間違いじゃないけど、熟練した表現でもないです。

アイスクリーム屋が図書館の前にあることは"the problem is..."と言うほど
深刻な問題ではありません。(当然ながら(笑

実際には悪いのは遅刻した自分で、本人もそれを分かっていながらも、
おどけて「アイスクリームショップが悪いのだ」と言っています。

"I would blame the ice cream shop"=「アイスクリームショップのせいにしたい」

なんてところが妥当かと☆

ryorca at 21:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

困る。面倒なことになる。

原文:

「けっして待ち遠しいわけでもないが、その日がきてくれなくては困る。」

本文より☆
"I am not at all looking forward to the entrance examination,
but on the other hand I would be in trouble if the day didn't come."

(35頁9行目)

りょうかバージョン♪
"I am not looking forward to the entrance examination at all,
but the day still has to come."



解説:

後半を再翻訳すると「しかし、一方では、もしもその日が来なければ私は面倒なことになる」となります。

"on the other hand"には、すでに否定の意味が含まれているので、
"but"と同時に使う必要はありません。

"in trouble"は、自分一人が「困る」というよりも、
他人に叱られたりして「面倒なことになる」という意味です。

「試験日が来ない」というのは単なる例え話なのに、
あたかも現実に起こりえる事態のような表現になってしまっています。

ryorca at 21:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

ポカポカしやがって!

原文:

「春ってやつはポカポカしてやがる。」

本文より☆
"You know what the spring weather's like. It is nice and warm..."
(34頁9行目)

りょうかバージョン♪
"Spring is nice and warm to hell."


解説:

"you know"っていったい誰に話しかけているんだろう?(笑
そういう表現はもちろんありますが、小説の中で描写に使うのは不自然です。

「〜してやがる」の苛立った感じを"to hell"で表してみましたが、いかがですかね?

ryorca at 20:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

残念ながら春

原文:

「しかし―。残念ながら……、春なのだ。」

本文より☆
"Unfortunately however, it's spring now."
(33頁8行目)

りょうかバージョン♪
"Disappointingly enough, it is spring now."


解説:

"unfortunately"と"however"をつなげるのは表現がぎこちない感じがします。。。

「残念ながら」="however"と訳してしまうのも、なんだか辞書引きっぱなしな感じです。
もう少し、残念さ加減(?)を詳しく説明する表現が欲しいところ☆
もっと何かないですかねぇ?(と、人に聞いてみる(笑

ryorca at 20:07|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2005年01月01日

もえたん再翻訳ふらぁぁぁっしゅ!

面白いサイトを発見!

「もえたん」に出ている例文をエキサイト翻訳にかけてみたらしい☆
笑かしますよ!!

もえたん再翻訳フラッシュを見る♪

ryorca at 02:58|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

困った奴だ

原文:

「問題があるのは、集合時間に必ず遅れてやってくる、あの男だ……。」

本文より☆
"The one who has problems is that guy, who always comes late for assembly."
(19頁13行目)

りょうかバージョン♪
"The only one having a problem is the guy who always is late for the study group."


解説:

「厄介な奴、困った奴」的な表現なので、"problems"ではなく"a problem"です。
「問題」は「あの男」が抱えているものではなく、
彼女達にとっての「あの男」が問題なので"a problem"とするのが適当でしょう。

いきなり"that guy"は唐突なので、"the guy"くらいにしておきましょう。(笑

"assembly"に来るのは当然のことなので、
"comes late"ではなく"is late"でじゅうぶん☆

それから"assembly"に"the"が抜けています。
もしくは"our"でも良し♪

"assembly"はどちらかといえば「会合」のような堅い表現なので、
この場合はあまり向いていません。
"study group"は「勉強会」という意味で一般的に学生がよく使う言葉です。

あとは"who"の使いすぎ☆
1つにまとめましょう♪

ryorca at 00:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

合格したら入学

原文:

「間違いなく彼女は志望校に合格する。何の問題もない。」

本文より☆
"She is sure to pass the entrance examinations and enter the university of her choice.
There's no question about that."

(19頁10行目)

りょうかバージョン♪
"There is no doubt about her passing the entrance examination of the university of her choice."


解説:

これらの2つの文も1つにまとめることができます。

「入学試験に合格し、志望校に入学する」という表現は長ったらしいので
「志望校の入学試験に合格する」で十分です。

何か不測の事態でも起きない限り、この場合「志望校の試験に受かる」ことと
「志望校に入学する」ことは同義です。
両方とも書くとくどくなります。

ryorca at 00:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

修正液、修正ペン、修正テープ…

原文:

「修正ペンで文字を直す」

本文より☆
"...erasing the character with a white, erasing pen."
(17頁11行目)

りょうかバージョン♪
"...erasing the character using a correction pen."


解説:

修正ペンを"erasing pen"とはあまり言いません。

修正ペンは通常白いものなので"white"は必要ありません。
(ハガキ用っていうクリーム色のやつを見たことがあるけどね☆(笑)


補足:

修正ペン=correction pen

修正テープ=correction tape

修正液=correction fluid
(ハケで塗るやつ。最近はあまり見ないねぇ…)

それから、BIC社の登録商標で"Wite-Out"、
Paper Mate社の登録商標で"Liquid Paper"というものもあります。
どちらも修正液の代名詞としてよく使われる言葉です。

参考資料サイト↓
PC World.com

ryorca at 00:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2004年12月31日

ふにゃふにゃの笑顔にめろめろ

原文:

「優仁は〜いつものふにゃふにゃの笑顔で言った。」

本文より☆
"...Yuni spoke with her face wrinkled up in her usual smile."
(17頁2行目)

りょうかバージョン♪
"Yuni spoke with comfortingly mellow smile."


解説:

「ふにゃふにゃ」を"wrinkled"(=しわくちゃの)とするのは、
何だか変な感じがする。。。

「ふにゃふにゃ」は「しわくちゃ」ではないので、
わたし的にはここで"mellow"を使いたいな☆
「ふにゃふにゃ」の持つ優しく柔らかなイメージがぴったりだと思います♪

TUBEの歌詞でも「めろめろ」を"mellow mellow"って使ってることですし、
「めろめろ」と「ふにゃふにゃ」は似てる気がするし☆(笑


"usual smile"も何だか変な感じ。

"usual"は「いつもの」というよりも、
「普通、平素」という意味なので、素っ気ない感じがするのです。

ここで使われている「いつもの」は「慣れ親しんだ」という意味だと思うので、
"friendly"や"familiar"などが当てはまると思います☆

ryorca at 23:24|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

パーテーション過ぎ

原文:
「集中力を高めるならパーテーションがあった方がいいのだろうけど、
あたしはここにいる。なぜなら、ここには大切な友達がいるからだ。」

本文より☆
"The partitions are probably better to improve concentration.
However, I prefer to stay here.
It's because I can study together with my friends."

(14頁9行目)

りょうかバージョン♪
"The partitions would probably help better concentration,
yet I prefer to stay here because I can study together with my friends."



解説:

文が切れすぎなのが気になります。。。
これらを1つにまとめた方がすっきりするかと思われます☆

ryorca at 22:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

もえたんでおべんきょ☆

もえたん今月発売された『もえたん』の続編、『moetanII』をテキストとして使用し、英語を教えることに☆

実際に使ってみると、間違いではないけれども疑問に感じる表現が多く、とても気になります。。。
そこで、その辺を掘り下げていってみようではないかという試みです☆

意見や異論などなど、なんでもお気軽にコメントください♪
みんなで「もえたん」の英語について熱く語り合おうではないですかっ!

ここをクリックすると全部見られます☆

※なお『りょうかにっき』も通常通り営業しております☆(笑

ryorca at 22:03|PermalinkComments(4)TrackBack(1)